冷水浸漬法｜CWI法
冷水浸漬法とは、冷水（2～20℃）の浴槽に体を浸漬して深部体温が39℃になるまで冷却する方法です。
英語でCold Water Immersion,頭文字から略語でCWIと呼ばれています。
冷水の温度調節は氷を使い温度を下げていくことが可能です。
氷は、事前にクーラーボックスで準備、またはコンビニエンスストアで購入して
対応します。
画像にあるように頭部が水没しないように両腋下にタオルを通して保持するなどの注意が必要です。
この方法は、浴槽や大量の冷水などの準備が困難であることが課題で、国内では普及が進んでいませんが、
労作性熱中症に対する効果が極めて高いことから東京オリンピックのマラソン競技で導入が進められています。